賃貸物件の契約をご検討中の方のなかには、初期費用について詳しくご存じでない方もいらっしゃるのではないでしょうか？
敷金と礼金の違いや仲介手数料など、それぞれの費用の相場を理解しておくことで初期費用を抑えることにもつながります。
今回は、賃貸物件の初期費用についてご紹介していきます。
賃貸物件の初期費用「敷金」とは
敷金とは、賃貸物件の所有者である大家さんに一時的に預けるお金を指します。
家賃が払えなかった月の備え金や、部屋を傷つけてしまった場合の修繕費などに使用されます。
敷金は、退去するまでに使用されなかった分は返金される費用です。
相場は家賃の1〜2か月分となっており、賃貸物件によっては敷金がかからないものもあります。
賃貸物件の初期費用「礼金」とは
礼金とは、入居するときに大家さんに支払う一時金です。
初期費用の一つとしてよく知られていますが、支払う意味は謝礼の意味合いが強く、敷金のように退去時に返金されることもありません。
礼金の相場も敷金の相場と同じく、家賃の1〜2か月程度となっています。
ちなみに、最近では礼金のいらない賃貸物件も増えてきているようです。
賃貸物件の初期費用「仲介手数料」とは
仲介手数料とは、不動産会社に支払うことになる初期費用です。
賃貸物件は不動産会社を介してお部屋探しのサイトなどに掲載されることがほとんどのため、契約が成立した際には報酬として仲介にかかる手数料を支払わなくてはなりません。
費用相場は家賃の「0.5か月〜1か月分+消費税」となっています。
不動産会社によっては仲介手数料が無料の賃貸物件もありますが、その代わり敷金や礼金が高くなっていたり、家賃自体が高くなっていたりする場合があります。
仲介手数料は、家賃1か月分+消費税以上は借主に請求できない法律となっていますので、法外な費用になっていないか確認しておくことも大切です。
敷金・礼金・仲介手数料など諸費用を含めた賃貸物件の初期費用は、家賃の4~6か月分となっています。
引っ越し代は別途必要になりますので、賃貸物件を契約する際には、少し余裕を持たせた予算設定にしておくと安心できるでしょう。
まとめ
賃貸物件の初期費用として、敷金・礼金・仲介手数料が挙げられます。
それぞれに相場があり、全体としては賃貸物件にかかる初期費用は、家賃の4～6か月分に相当すると言われています。
初期費用が相場から大きく外れていないか、契約に際してはしっかり確認するようにしましょう。
文京澁谷不動産では、文京区中心の賃貸・売買物件を豊富に扱っております。
お客様のご要望に真摯に対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
